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樹木1700本の伐採がはじまった!

 

馬事公苑は、1964 年オリンピックから60 年以上経ち、苑内には立派に育った高木があふれ豊かな森となり、桜の名所として知られ、その木陰にいやしを求める人、桜を楽しみにしている人にとって貴重な存在でした。このまま将来へ継承すべき遺産だったはずなのに。

しかし、この環境が壊され始めました。

20日間のオリ・パラのために...

News

2015 年2 月28 日国際オリンピック委員会(IOC)は、既存流用・コスト削減を評価し2020 東京オリンピック馬術競技会場を馬事公苑へ変更すること承認しました。

ところが、馬事公苑を所有する日本中央競馬会(JRA)は、IOC との合意内容とは真逆の苑内全面再開発の建築計画を策定しました。

環境に対する配慮の欠如

高木の大量伐採をおこない、園内の樹木のうち約7割、数にして約1700本を伐採するというものです貴重な木陰は失われ草地が広がります。

必要最小限でなく法令内最大限の建物仕様

既存流用を考慮せず日常に不要なオリンピック仕様の建物の常設する計画で、既存施設を全て解体し、現在の施設のおよそ2倍の大きさをもつ巨大な建物を建設する。

長い工期

工期は6年にわたる長いものとなり、その間は閉園となります。

2016年大晦日の夕刻5時、閉鎖されました。約5000人の来場者があったそうです。それぞれが自分の好きな場所を訪れて、思いにふける姿が見られました。

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